ツール使用による追加のトークンは以下から発生します:

  • API リクエストの tools パラメーター(ツール名、説明、スキーマ)
  • API リクエストとレスポンスの tool_use コンテンツブロック
  • API リクエストの tool_result コンテンツブロック

tools を使用する際、モデルがツール使用を可能にする特別なシステムプロンプトを自動的に含めます。各モデルに必要なツール使用トークンの数を以下に示します(上記の追加トークンは除く):

ModelTool choiceツール使用システムプロンプトのトークン数
Claude 3 Opusauto530 トークン
Claude 3 Opusany, tool281 トークン
Claude 3 Sonnetauto159 トークン
Claude 3 Sonnetany, tool235 トークン
Claude 3 Haikuauto264 トークン
Claude 3 Haikuany, tool340 トークン
Claude 3 Opus (legacy beta: tools-2024-04-04)auto395 トークン

これらのトークン数は、通常の入力および出力トークンに追加され、リクエストの合計コストを計算します。現在のモデルごとの価格については、モデル概要表を参照してください。

ツール使用プロンプトを送信する際、他の API リクエストと同様に、レスポンスには報告された usage メトリクスの一部として入力および出力トークン数の両方が出力されます。

ツール使用では、多くの場合、コードと Claude の間で複数の往復が必要になることに注意してください(ツールを実行し、結果を返すため)。そのため、1つのエンドユーザークエリが複数の API リクエストとそれに関連するトークンコストを発生させる可能性があります。Claude がツールを効果的に使用するのに十分な情報を提供しつつ、ツールとプロンプトをできるだけ簡潔に設計してください。