XMLタグは、プロンプトを構造化し、Claudeの応答を導くための強力なツールです。Claudeは、トレーニング中にそのようなプロンプトに触れていたため、XMLタグを含むプロンプトに特に精通しています。プロンプトの重要な部分(指示、例、入力データなど)をXMLタグで囲むことで、Claudeがコンテキストをより理解し、より正確な出力を生成するのに役立ちます。この手法は、複雑なプロンプトや可変の入力を扱う際に特に有効です。

より高度なテクニックをお探しですか? 長いコンテキストウィンドウのヒントをチェックして、XMLタグがClaudeの拡張コンテキスト機能を最大限に活用するのにどのように役立つかを学びましょう。


XMLタグとは?

XMLタグは、<tag></tag>のような山括弧のタグです。それらはペアで構成され、<tag>のような開始タグと、</tag>のような/でマークされた終了タグで構成されます。 XMLタグは、次のようにコンテンツを囲むために使用されます:<tag>content</tag>

開始タグと終了タグは、まったく同じ名前を共有する必要があります。タグ名は、山括弧で囲まれている限り、好きな名前を付けることができますが、タグ名は、それが囲んでいるコンテンツに文脈的に関連する名前を付けることをお勧めします。

XMLタグは常にペアで参照され、セットの最初の半分だけでは参照されません(例:<doc></doc>タグ内のドキュメントを使用して、この質問に答えてください。)。

XMLタグ名

Claudeが特に優れたパフォーマンスを発揮する正規のXMLタグ名のセットはありません。たとえば、<doc>は“と同じように機能します。非常に特定のXMLタグ名が必要な唯一の場合は、関数呼び出しの場合です。


なぜXMLタグを使用するのか?

プロンプトにXMLタグを組み込むことをお勧めする理由はいくつかあります:

  1. 精度の向上: XMLタグは、Claudeがプロンプトのさまざまな部分(指示、例、入力データなど)を区別するのに役立ちます。これにより、プロンプトのより正確な解析が可能になり、特に数学やコード生成などのドメインで、より関連性が高く正確な応答が得られます。
  2. 明確な構造: 見出しとセクションがドキュメントを人間にとってわかりやすくするのと同じように、XMLタグはClaudeがプロンプト内の階層と関係を理解するのに役立ちます。
  3. より簡単な後処理: Claudeに応答でXMLタグを使用するように依頼することもできるため、重要な情報をプログラムで抽出するのが簡単になります。

XMLタグの使用方法

XMLタグを使用して、プロンプトの部分を互いに区別して構造化できます。たとえば、指示をコンテンツから、または例を指示から分離します。

RoleContent
User以下の指示に従って、このドキュメントを分析し、例に示されている形式に従って詳細な要約メモを作成してください:

\
{{DOCUMENT}}
\