Claudeの拡張コンテキストウィンドウ(Claude 3モデルでは200Kトークン)により、複雑でデータ豊富なタスクを処理できます。このガイドでは、この機能を効果的に活用する方法を説明します。

長文コンテキストのプロンプトに関する重要なヒント

  • 長文データを上部に配置: 長い文書や入力(約20K以上のトークン)をプロンプトの上部に、クエリ、指示、例の上に配置します。これにより、すべてのモデルでClaudeのパフォーマンスが大幅に向上します。

    特に複雑な複数文書の入力の場合、末尾にクエリを配置することで、テストでは応答品質が最大30%向上する可能性があります。
  • XMLタグで文書コンテンツとメタデータを構造化: 複数の文書を使用する場合、各文書を<document>タグで囲み、<document_content><source>(およびその他のメタデータ)のサブタグを使用して明確にします。

  • 引用を使用して応答の根拠を示す: 長文文書タスクでは、タスクを実行する前に、Claudeに文書の関連部分を引用するよう依頼します。これにより、Claudeは文書の残りの「ノイズ」を切り分けることができます。