プロンプトエンジニアリング
Claudeの応答を事前入力してより良い出力制御を実現する
Claudeを使用する際、Assistant
メッセージを事前入力することで応答を導くことができるユニークな機能があります。この強力なテクニックを使用することで、Claudeの行動を指示し、前置きをスキップし、JSONやXMLなどの特定のフォーマットを強制し、さらにはロールプレイシナリオでキャラクターの一貫性を維持することもできます。
Claudeが期待通りに動作していない場合、事前入力した数文で大幅にパフォーマンスを改善できることがあります。少しの事前入力で大きな効果が得られます!
Claudeの応答を事前入力する方法
事前入力するには、Assistant
メッセージに希望する初期テキストを含めます(Claudeの応答はAssistant
メッセージの終わりから続きます):
例
例1:出力フォーマットの制御と前置きのスキップ
パワーユーザーのヒント:
{
を事前入力することで、Claudeは前置きをスキップしてJSONオブジェクトを直接出力します。これにより、より簡潔で、プログラムが追加処理なしで解析しやすくなります。例2:ロールプレイシナリオでのキャラクター維持
ロールプレイのヒント: 角括弧で囲んだ
[ROLE_NAME]
を事前入力することで、より長く複雑な会話でもClaudeがキャラクターを維持することができます。これは特にsystem
パラメータでのロールプロンプトと組み合わせると非常に効果的です。