プロンプトに文脈、指示、例などの複数の要素が含まれる場合、XMLタグは大きな違いを生み出します。これによりClaudeはプロンプトをより正確に解析し、より質の高い出力を生成できます。

XMLのヒント: <instructions><example><formatting>などのタグを使用して、プロンプトの異なる部分を明確に区切ります。これによりClaudeが指示と例や文脈を混同することを防ぎます。

なぜXMLタグを使用するのか?

  • 明確さ: プロンプトの異なる部分を明確に区切り、プロンプトが適切に構造化されていることを確認します。
  • 正確さ: Claudeがプロンプトの部分を誤解釈することによるエラーを減らします。
  • 柔軟性: すべてを書き直すことなく、プロンプトの部分を簡単に見つけ、追加、削除、または修正できます。
  • 解析可能性: ClaudeにXMLタグを出力で使用させることで、後処理によって応答の特定の部分を抽出しやすくなります。
Claudeが特に訓練されている「最適な」XMLタグは存在しませんが、タグ名は囲む情報と意味が通じるものを使用することをお勧めします。

タグ付けのベストプラクティス

  1. 一貫性を保つ: プロンプト全体で同じタグ名を使用し、内容について言及する際にそれらのタグ名を参照します(例:<contract>タグ内の契約書を使用して...)。
  2. タグをネストする: 階層的なコンテンツには<outer><inner></inner></outer>のようにタグをネストする必要があります。
パワーユーザーのヒント: XMLタグをマルチショットプロンプティング(<examples>)や思考の連鎖(<thinking><answer>)などの他のテクニックと組み合わせます。これにより、高度に構造化された高性能なプロンプトが作成されます。